今の季節に合わせて家紋に俳句を添えました。 この家紋は「朧梅輪」紋と「古木梅」紋を合せた創作家紋です。
家紋で遊ぶのブログ記事
家紋で遊ぶ(ムラゴンブログ全体)-
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あなたが心を開いて雲居の雁のことを思ってくれるのなら 私もあなたを頼りにしましょう 源氏39歳の春。庭の藤が見事に咲き揃ったのを受けて内大臣は宴を催すことにした。 桜が終わると次に出て来る、花の便りは藤ですね。日本各地の藤棚がニュースで流れます。 源氏が見た庭の藤は、樹のままか棚にしたものかどちら... 続きをみる
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奈良七重 七堂伽藍 八重桜 松尾芭蕉 ならななえ しちどうがらん やえざくら 松尾芭蕉の俳句のなかでも、固有名詞だけの特筆な句だそうです。 解釈は諸説あるようで、奥は深いみたいです。 八重に咲き八重に散る。 一足遅く咲く八重桜は華やか絵にも句にもしたくなります。 そんな八重桜で今... 続きをみる
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あなたを忘れられないでいる私を もうこれきりに忘れてしまうあなたこそが 世間に流されてなびく心の持ち主なのでしょうね 源氏物語は愛欲渦巻く人間関係が複雑で、私にはとてもついていけません。 今年は寒さが続き、ようやく梅が咲きました。 「梅」紋は図数が多いですが、その中で今の季... 続きをみる
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「松風の 落葉か水の 音涼し」松尾芭蕉も詠っている松風ですが、どの様な風なのかわかるようでわからないですね。 涼しいけど痛そうな感じですかね。 明石の君を残し山里に帰った明石尼君が詠んだ歌だそうです。 源氏物語の昔から多くの歌人に詠まれて来ました松風を探しに行きますか。
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南天は難を転ずるといい、昔から玄関先や鬼門の方角に植えられました。 お正月には、千両の実と同じ赤い実が縁起物として用いられて来ました。 そして実の少ない冬には、小鳥達にとっては貴重な食べ物ですね。 ちなみに、千両万両の家紋はありません。
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もうすっかり散ってしまいました。 落葉も日が経つと乾燥してカサカサになってしまうので、 木の下に居て落ちたのを直ぐ拾いました。 家紋で季節を味わう。これも楽しみの一つですね。 家紋資料では「楓」となっていますが、あえて紅葉としました。 どう見たって紅葉ですものね。
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今日は銀杏並木が、銀杏吹雪でした。 歩道が黄色く染まった晩秋の道で、拾った銀杏で撮りました。 先人達も、この様に黄色く色づいた葉で家紋を意匠したのでしょうね。 立ち銀杏と一つ銀杏の違いは、茎の曲りですが、 真っ直ぐなのが以外と少なかったです。
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蝉が殻を脱ぎ捨てるように 小袿だけを残したあなただが それでもやはり人柄が懐かしく感じる 源氏一七歳の時に空蝉に送った歌だそうです。 源氏香の空蝉には、絵入りの意匠はありませんので、 公園に行き蝉を抜け殻を探し、この様に意匠しました。 抜け殻は、葉の裏に着いていました。脱皮の時に襲われないための知... 続きをみる
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仏教伝来と共に伝わった香。 その香を嗅ぎ分ける、香合せのあ遊びが流行ったのが平安時代。 そして江戸時代。その遊びは庶民に広まりました。 それを『源氏物語』の五十四帖に意匠して、香合せの遊びとした符号を紋章 としたのが源氏香です。 なので符号は五十四種あり、それぞれ源氏物語の名がついています。 そし... 続きをみる
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前回に続き外郭紋の朝顔です。 図の様に正確にはいきません。多少のずれや曲りは笑ってやって下さい。 亀甲は亀の甲羅を手に入れる事は出来ませんので、ベッチンを切り抜き作ってみました。 扇は100円ショプで、白無地のが1本100円で売っていました。 季節限定商品でしたね。 話は変わりますが、大河ドラマ「... 続きをみる
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茗荷紋は食物紋のなかでは、使用頻度や変化の形の多さでは上位です。 その中でも、圧倒的に使用頻度の多い形が「抱き茗荷」です。 外の茗荷は何処へ行ってしまったのだ。というぐらいに見かけるのは「抱き茗荷」 です。そんな「抱き茗荷」を色々な紋で遊んでみました。 扇地紙。紙(昔は和紙)を扇形に切ったもので、... 続きをみる
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