家紋のブログ

家紋あれこれ

会社勤務の頃、業務上どうしても家紋を覚える必要がありました。
現役を離れて数年が経ち、ウォーキング中にふと見上げた蔵の家紋に昔の記憶が甦りました。
お寺や神社、旧家の蔵、商店の看板やのれん、お墓など見て歩いています。
学術的な難しい事は解りません。あくまでも見て楽しむ。
珍しい家紋に出あった時の嬉しさ、そんな価値観を共有出来る方がいれば嬉しく思います。

2020年8月のブログ記事

  • 家紋で遊ぶ(蔦)2

    今回は鬼紋と輪紋にこだわってみました。 植物学的には鬼は存在しませんが、家紋では植物系の家紋に鬼紋は多くあります。 それも葉紋に多いですね。葉の先を鋸状に意匠した図が鬼紋です。 もっとも柊には鬼紋はありません。柊紋全体が鬼ですからね。 「抱き柊」 蔦の葉は殆んどが、先がギザギザになっています。 「... 続きをみる

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  • 家紋で遊ぶ(蔦)

    「蔦がからまる白い壁、   細い影長く落として    一人の私は     こぼす涙さえ忘れてた」 こんな歌詞がありましたね。 蔦は宿木ともいい、万葉の昔から色々な歌に詠われてきました。 蔦が這うカフェのテラスで、ブラックコーヒーを。 現代ではこんな感じですかね。 代表的な家紋で、藤堂高虎の家紋とし... 続きをみる

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  • 家紋で遊ぶ(茗荷)2

    茗荷紋は食物紋のなかでは、使用頻度や変化の形の多さでは上位です。 その中でも、圧倒的に使用頻度の多い形が「抱き茗荷」です。 外の茗荷は何処へ行ってしまったのだ。というぐらいに見かけるのは「抱き茗荷」 です。そんな「抱き茗荷」を色々な紋で遊んでみました。 扇地紙。紙(昔は和紙)を扇形に切ったもので、... 続きをみる

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  • 家紋四方山話

    ここに取り上げた本は、1953年初版の家紋のバイブル的な本です。 私の持っているのは1994年57版で現在は何版かは解りませんが、出版は続いています。 会社勤務時代の最後の紋帖ですが、これは4冊目だと思います。 というのも、営業で日々使うと頁がバラバラになってくるのです。 なぜこの紋帖を使うのか。... 続きをみる

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  • 家紋で遊ぶ(茗荷)

    家紋の中には想像したもの架空のものがありますが、大体は実物を意匠したものです。 そこで実物で実際に、家紋を作ってみました。夏が旬の茗荷で。 実物は図の様に、きちっとした線でという訳にはいきませんが、まあ遊びですから。 身近にある物で、なるべくお金をかけずに作って行きます。 細輪は鉢植え朝顔の針金の... 続きをみる

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  • 家紋見て歩き

    お祭りに提灯は付き物です。形も色々ありますね。 電気の無い時代は懐中電灯替りで、時代劇によく出てきますね。 辻斬りが提灯をばっさりと切って、燃え上がる。中は蝋燭ですからね。 今はLED電球。切られても燃える事はありませんね。 さて、その提灯に描いてある家紋についてです。 「丸に陰三つ葵」 江戸城の... 続きをみる

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  • 家紋見て歩き

    お祭りはいいですね。楽しいですね。家紋が溢れています。そして人も溢れています。 しかし、今年は大きなお祭りも地域の町内会の盆踊りも、みんな中止ですね。 これは、去年の小江戸川越祭りで撮ったものです。 二つの町会の山車と、町会詰所の水引幕です。 山車、提灯、水引幕と、色々な趣向を凝らした意匠の紋や字... 続きをみる

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