家紋のブログ

家紋あれこれ

会社勤務の頃、業務上どうしても家紋を覚える必要がありました。
現役を離れて数年が経ち、ウォーキング中にふと見上げた蔵の家紋に昔の記憶が甦りました。
お寺や神社、旧家の蔵、商店の看板やのれん、お墓など見て歩いています。
学術的な難しい事は解りません。あくまでも見て楽しむ。
珍しい家紋に出あった時の嬉しさ、そんな価値観を共有出来る方がいれば嬉しく思います。

家紋四方山話

現在ある家紋は10.000種以上で、正確な数は誰も解りません。
学会も日本標準もありませんし、数を調べてもあまり利はありませんからね。
なぜこんなに種類が多いのか。家紋の中でも多いのが植物系の紋です。
上図の柏紋。代表的な紋です。三つ柏が基本で、形は240種程あります。
丸がある紋を多く見ると思いますが、何もついてないのが基本で、
丸も文様の一つなのです。上図にあるように基本の図の回りの図が外郭紋で、
これはほんの一例です。この様に各紋に色々な外郭紋がつくと、際限なく
増えていきます。図右下にある家紋は私が組合せて作ったものです。
個人的にこの様に楽しむのも全く自由です。私の資料にまた一つ増えました。
私の資料は、基本の紋と外郭紋と両方から検索出来るようにしてありますので、
その数は多すぎて数えた事はありません。
ちなみに三つ柏は「三本葉脈」もあります。とても覚えきれないですね。