家紋のブログ

家紋あれこれ

会社勤務の頃、業務上どうしても家紋を覚える必要がありました。
現役を離れて数年が経ち、ウォーキング中にふと見上げた蔵の家紋に昔の記憶が甦りました。
お寺や神社、旧家の蔵、商店の看板やのれん、お墓など見て歩いています。
学術的な難しい事は解りません。あくまでも見て楽しむ。
珍しい家紋に出あった時の嬉しさ、そんな価値観を共有出来る方がいれば嬉しく思います。

家紋で遊ぶ(源氏香)一

仏教伝来と共に伝わった香。
その香を嗅ぎ分ける、香合せのあ遊びが流行ったのが平安時代。
そして江戸時代。その遊びは庶民に広まりました。
それを『源氏物語』の五十四帖に意匠して、香合せの遊びとした符号を紋章
としたのが源氏香です。
なので符号は五十四種あり、それぞれ源氏物語の名がついています。
そして何種かに、上図のような図符号があります。
当時は紙で表したようですが、私は木で作ってみました。
香の香りを嗅いで、どの符号か当てるのはかなり難しい遊びですね。
これは54ある源氏香の始まりですが、これから私の創造で表して行きます。