家紋のブログ

家紋あれこれ

会社勤務の頃、業務上どうしても家紋を覚える必要がありました。
現役を離れて数年が経ち、ウォーキング中にふと見上げた蔵の家紋に昔の記憶が甦りました。
お寺や神社、旧家の蔵、商店の看板やのれん、お墓など見て歩いています。
学術的な難しい事は解りません。あくまでも見て楽しむ。
珍しい家紋に出あった時の嬉しさ、そんな価値観を共有出来る方がいれば嬉しく思います。

2021年11月のブログ記事

  • 家紋見て歩き(四半旗)

    前回に続き甲冑兜の展示会で飾ってあった四半旗についてお話しします。 ご存じのように、戦国時代は武士が背に着けて百花繚乱でした。 これは相討ちを防ぐのも大きな役目ですが、遺体の識別も大切な役目だったのです。 何千何万の軍勢では、戸籍も無い時代に何処の誰かなんて判らないですよね。 家紋の話に戻しましょ... 続きをみる

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  • 家紋見て歩き(兜)

    散策中に偶然に出会った甲冑兜の屋外展示の兜の飾りについてお話します。 戦国絵巻に出てくるような、有名な武将の兜ではありませんが、坂東武士の心意気が伝わる兜の飾りです。 御幣ですが、これは神社や神棚などに飾ってあるのを見ると思います。 これは神様への捧げもの意味です。その昔は貴重な麻や絹の布を使って... 続きをみる

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  • 家紋四方山話(大河ドラマ)

    現在放映中の大河ドラマについて少しお話します。 主人公の渋沢栄一の渋沢家は「丸に違い柏」、栄一の師である尾高惇忠の尾高家は「丸に木瓜」と特に珍しい家紋ではありません。 注目したのは、若き栄一が千代と逢っていた諏訪神社に飾ってあったのぼり旗です。 柏に似ていますが葉のふちに凹凸がありません。それと家... 続きをみる

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  • 家紋見て歩き

    わらべ唄「通りゃんせ」の天神様です。 道は狭くはないですし、誰でも自由に行くことは出来ます。(笑) 江戸幕府の時代は幕府直営社なので、一般の人は参拝は出来なかったそうです。 そこで外宮を造り、誰でも参拝出来るようにしたのですが、そこは城内なので道が狭まく警護も厳しくて、この唄が生まれたようです。 ... 続きをみる

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  • 家紋見て歩き

    1400年の歴史のある川越市の氷川神社です。 日本一の木製鳥居と縁結びの神様で有名です。 神社紋に『雲菱』と会館には『二つ雲巴』と、個人家では殆んど使う事はない珍しい家紋です。 この様な自然の現象を紋とするのは、神社信仰には自然が大きく影響しているからでしょうね。 駐車場に風車が多数飾ってあったの... 続きをみる

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