家紋で遊ぶ(連翹)
世間では桜にばかり注目する季節ですが、同じ季節に野にも街にもどこでも目にする連翹の花です。
植物学的にはありふれた花ですが、家紋学的には特筆な家紋です。
「連翹」紋は上図の四点だけで、藤原公季流の公家が用いた家紋です。
他の花紋のように花を単独で描いた紋はありません。図の「三つ花連翹」はそれぞれ紋から花を取り出し、並べて意匠した私の創った勝手紋です。
連翹の花自体は小さく、花を家紋の様な配置にする事は私の腕では無理なので、花と葉でイメージしてみました。連翹の花を見かけたら、「連翹」紋を思い描いてみて下さい。
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