家紋のブログ

家紋あれこれ

会社勤務の頃、業務上どうしても家紋を覚える必要がありました。
現役を離れて数年が経ち、ウォーキング中にふと見上げた蔵の家紋に昔の記憶が甦りました。
お寺や神社、旧家の蔵、商店の看板やのれん、お墓など見て歩いています。
学術的な難しい事は解りません。あくまでも見て楽しむ。
珍しい家紋に出あった時の嬉しさ、そんな価値観を共有出来る方がいれば嬉しく思います。

2022年3月のブログ記事

  • 家紋四方山話(東山殿紋帳)

    前回に続き東山殿紋帳よりの家紋です。 今回はその中でも器物紋をご案内します。 おおよそ550年前の日本で最初の家紋帳の意匠には当時の暮らしが垣間見ます。 この時代には既に高度の技術が武具などにあった事が紋帳から読み取れます。 ここでは家紋を使用する武家については省略します。 鉸具(かこ)と読みます... 続きをみる

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  • 家紋四方山話(東山殿紋帳)

    室町幕府八代将軍足利義政の時代の中で、1467年~1470年の間に書かれたという、日本最古の家紋帳です。上図はその冒頭に描かれて家紋です。現存する本は28冊です。 そんな500年前の貴重な本を私が手するわけがありません。これは国立国会図書館デジタルコレクションからダウンロードした資料です。 「二引... 続きをみる

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  • 家紋で遊ぶ(梅)

    前回に続き梅で遊んでみました。 梅紋はより実写に近い「向う梅」としました。 写真を撮っていて判ったのですが、枝は「枝梅」の図ようではなく直線的でした。 そして花の向きも一定ではなく、図の様な写真にはなりませんでした。 裏梅ですが、図の検索で見てみましたが、流石に梅の裏側を撮った写真は見つかりません... 続きをみる

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  • 家紋で遊ぶ(源氏香)

        あなたを忘れられないでいる私を     もうこれきりに忘れてしまうあなたこそが     世間に流されてなびく心の持ち主なのでしょうね 源氏物語は愛欲渦巻く人間関係が複雑で、私にはとてもついていけません。 今年は寒さが続き、ようやく梅が咲きました。 「梅」紋は図数が多いですが、その中で今の季... 続きをみる

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