家紋のブログ

家紋あれこれ

会社勤務の頃、業務上どうしても家紋を覚える必要がありました。
現役を離れて数年が経ち、ウォーキング中にふと見上げた蔵の家紋に昔の記憶が甦りました。
お寺や神社、旧家の蔵、商店の看板やのれん、お墓など見て歩いています。
学術的な難しい事は解りません。あくまでも見て楽しむ。
珍しい家紋に出あった時の嬉しさ、そんな価値観を共有出来る方がいれば嬉しく思います。

2022年1月のブログ記事

  • 家紋四方山話(江戸古文書)3

    引き続き日光社参についての家紋考察です。 私は歴史については研究家ではありませんので、目録に出て来る各役職についての詳細は解りませんのでここでは説明は省きます。 しかし家紋について調べていると、色々な事が見えきて面白いです。 ※松平和泉守 松平家は日本中の各地に居まして、石高は上から下まで多々あり... 続きをみる

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  • 家紋四方山話(江戸古文書)2

    前回に続き日光社参についてです。 江戸時代に日光社参は19回行われています。その内16回は1663年四代家綱までで、1843年の家慶までの間の180年間に2回行われただけです。家康公の命日ですから毎年行くのが当り前に思いますが、なぜ行かなかったのか、それは一に財政難が大きな要因です。それに将軍や家... 続きをみる

  • 家紋四方山話(江戸古文書)

    四月十七日の徳川家康公の命日に合わせて、天保十四年四月に行われた、徳川幕府最後の日光社参に対して全国各大名家の役割目録です。 上図はその冒頭の頁です。八十二頁に渡って手書きで書かれています。 本は小さく今でいう文庫本ですかね、懐とか袖に入れて持ち歩いたのでしょう。 8泊9日の行程で35の役を各大名... 続きをみる

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  • 家紋で遊ぶ(源氏香)

    「松風の 落葉か水の 音涼し」松尾芭蕉も詠っている松風ですが、どの様な風なのかわかるようでわからないですね。 涼しいけど痛そうな感じですかね。 明石の君を残し山里に帰った明石尼君が詠んだ歌だそうです。 源氏物語の昔から多くの歌人に詠まれて来ました松風を探しに行きますか。        

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  • 家紋四方山話(松竹梅)

    お正月に相応しい家紋を取り上げてみました。 どちらも通称は「松竹梅」で資料に載っています。 下の長ったらしい名は、それぞれ部の名称を表す為に、私が勝手に付けました。 見流して下さい。 この様に組み合わせの意匠は、上からか外からかでいい表します。 ではどの名称にて出ているのかという事ですが、各資料に... 続きをみる

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