家紋のブログ

家紋あれこれ

会社勤務の頃、業務上どうしても家紋を覚える必要がありました。
現役を離れて数年が経ち、ウォーキング中にふと見上げた蔵の家紋に昔の記憶が甦りました。
お寺や神社、旧家の蔵、商店の看板やのれん、お墓など見て歩いています。
学術的な難しい事は解りません。あくまでも見て楽しむ。
珍しい家紋に出あった時の嬉しさ、そんな価値観を共有出来る方がいれば嬉しく思います。

2020年7月のブログ記事

  • 家紋四方山話

    ここに取り上げた家紋は、壱万種を超える中で希少な家紋です。 女紋、分家紋と明示されているのは、この2紋だけです。 黒田家。皆さんご存知の、大河ドラマにもなった黒田官兵衛の家系ですね。 黒田家でこの女紋が何時からどの様に、使われたのか。 私は郷土歴史家ではないので、詳細は解りませんが、黒田藤と同じ藤... 続きをみる

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  • 家紋四方山話

    上図に家紋を10種取り上げました。これは私が家紋に関わって40数年の経験から、 一般的によく見る家紋の陰紋を選びました。 なので、いわゆる家紋ベスト00ではありません。 学者と言われる方の本やネット等で、家紋ベスト00を調べても大同小異で、どれ が確かか解りません。それにベスト00に選んだ根拠は、... 続きをみる

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  • 家紋四方山話

    著作権は50年が経過すると、権利が無くなります。 今ある家紋の殆んどは50年以上前に意匠されたもので、なかには 500年以上前の紋もありますね。ですのでその殆どの家紋は著作権は消滅 しています。しかし公的機関の紋章や歴史的に著名な家紋は、法的に問題 が無いかどうか調べてから、使用して下さい。 例え... 続きをみる

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  • 家紋四方山話

    現在ある家紋は10.000種以上で、正確な数は誰も解りません。 学会も日本標準もありませんし、数を調べてもあまり利はありませんからね。 なぜこんなに種類が多いのか。家紋の中でも多いのが植物系の紋です。 上図の柏紋。代表的な紋です。三つ柏が基本で、形は240種程あります。 丸がある紋を多く見ると思い... 続きをみる

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  • 家紋見て歩き

    今日は市中ではなかなか見かけない、少数派の家紋を紹介します。 ☆瓶子。これは神棚へお神酒を入れてお供えする、白い徳利のような器の事です。  戦国時代劇などで、武将達が酒を酌み交わす場面によく出て来ますね。  それに飾りを着けて、意匠化したものです。 ☆亀甲。字のとうりに亀の甲羅を六角に意匠したもの... 続きをみる

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  • 家紋見て歩き

    のれんの家紋で、どれも家紋の中では代表的な紋です。 白地ののれんには色付け紋、黒地ののれんには色抜き紋とおしゃれですね。 見て歩くのが楽しいです。 ☆片喰は誰でもが知っている、何処にでも咲いている、三つ葉のクローバーです。 繫殖力が旺盛なので、子孫繁栄を願って用いられる事が多いようです。 それに剣... 続きをみる

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  • 家紋見て歩き

    白壁に鶴が綺麗に描かれていますね。 資料とは少し違うようですが、細かい事は気にしない。 学者ではありませんから、見て良ければそれで良いのです。 鶴と言っても多々ありまして、それぞれ微妙に違います。 一目見ただけでは、区別はつきません。 家に帰って資料を調べるのも、また楽しい時間です。 上四つは家名... 続きをみる

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  • 家紋見て歩き

    蔵に描いてある家紋です。白壁に映え綺麗に仕上がっています。 紋としては特に珍しくはありませんが、誇らしげに見えました。 柏の葉は冬でも落ちない。切れずに代を繫ぐと、縁起として武家旧家などで 多く使われています。 家紋について解らない事、知りたい事などありましたらお寄せ下さい。 但し私は専門家ではあ... 続きをみる

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