家紋のブログ

家紋あれこれ

会社勤務の頃、業務上どうしても家紋を覚える必要がありました。
現役を離れて数年が経ち、ウォーキング中にふと見上げた蔵の家紋に昔の記憶が甦りました。
お寺や神社、旧家の蔵、商店の看板やのれん、お墓など見て歩いています。
学術的な難しい事は解りません。あくまでも見て楽しむ。
珍しい家紋に出あった時の嬉しさ、そんな価値観を共有出来る方がいれば嬉しく思います。

2022年10月のブログ記事

  • 家紋で遊ぶ(薄)

    季節は少し過ぎてしまいましたが、秋を彩る薄で遊んでみました。 今回は上手にいきませんでした。薄は穂が大きく強いので、なかなか曲がってくれません。 あくまでも遊びなので、笑って見て下さい。 珍しい「薄」紋がある事を知っている人は、家紋に詳しい人ぐらいです。 仙台藩伊達家では替紋に使っていたそうです。... 続きをみる

  • 家紋四方山話(大成武鑑)

    前回より引き続き、大成武鑑より引用しました。 今回も独自紋を取り上げました。これぞ本当の独自紋です。 この様な紋を文字紋と言いますが、文字紋は角字以外は基本となる文字はありません。 家紋でなくても、一つの文字に色々な書体があり、それに加えて手書きを入れたら際限のない書体数になります。 また同じ書体... 続きをみる

  • 家紋四方山話(大成武鑑)

    今回は江戸時代発行の大名のガイドブックである、大成武鑑からの引用です。 ここに取り上げた五家はどれも財力のある有力大名です。 そして独自の家紋を持ち、家紋の資料にも固有名詞で記載されています。 家紋の書には、この様な家紋の事を独占紋と表示している書がありますが、私はこの独占という言葉がどうにも嫌で... 続きをみる