家紋のブログ

家紋あれこれ

会社勤務の頃、業務上どうしても家紋を覚える必要がありました。
現役を離れて数年が経ち、ウォーキング中にふと見上げた蔵の家紋に昔の記憶が甦りました。
お寺や神社、旧家の蔵、商店の看板やのれん、お墓など見て歩いています。
学術的な難しい事は解りません。あくまでも見て楽しむ。
珍しい家紋に出あった時の嬉しさ、そんな価値観を共有出来る方がいれば嬉しく思います。

家紋で遊ぶ(桔梗)

花桔梗で揃えました。
花の下に細工をして上向きなる様にして撮影しました。
星八曜はホームセンターで売っている、丸く切り抜いたフェルト地です。
色々なサイズがありますので、撮影対象によって大きさを変えています。


桔梗は英語では「Bellfower」ベルフラワーと訳されています。Family Crests of Japan 
でもそう表記されています。
「桔梗」紋を外国の方にベルフラワーと案内して、どの様なイメージを持たれるか。
中には英語に訳せずに、日本語名をローマ字表記している家紋も多数あります。
別の英訳本では、「茗荷」紋をGinger ジンジャーと訳しています。いくら茗荷がショウガ科だからといって、日本人なら誰でも茗荷とショウガの違いは解かります。
それに家紋の中にショウガはありません。
これでは実物を見せて説明しないと、外国の方は混乱しますよね。
家紋名に関しては、無理矢理に訳せずに日本語名のままで表記してほしいですね。


「花桔梗」」紋は英訳はありません。私の資料の中では図さえもありません。
ベルフラワーフラワーなんて訳されたら、それこそ何が何だか解らなくなります。
なまじ訳されないで良かったです。