とある城下町で見つけた、不思議な家紋です。 四つの家紋に共通しているのは、丸がある事です。 この様な紋は家紋資料には無く、どれも独自紋です。ですので紋名については特定なものは無く、家主側で独自の言いかたをしていたり、決まった紋名は存在しなかったりで、 今回はあえて紋名は記載しませんでした。 私なり... 続きをみる
2022年8月のブログ記事
-
-
前回に引き続き「見聞諸家紋」より、今回は鳥以外の生物を考察してみました。 生物を家紋とするのかは、その生物の形や動きにあやかろうとする様です。 六点取り上げましたが、どれも現在の家紋資料には同図はありませんので、資料のなかで一番近いと思われる図を掲載しました。 四点は家紋資料のままで、二点は家紋資... 続きをみる
-
今から560年程前に始めて作られた、「見聞諸家紋」帖から今回は「鶴」紋を選びました。 当時は庶民には家紋とは縁のない、公家や武家だけの世界です。 家紋が一気に広がったのは江戸時代です。徳川幕府は「葵」紋以外は何らの規制はしませんでしたので、士農工商に関係無く、色々な家紋が意匠されました。 「鶴」紋... 続きをみる