家紋のブログ

家紋あれこれ

会社勤務の頃、業務上どうしても家紋を覚える必要がありました。
現役を離れて数年が経ち、ウォーキング中にふと見上げた蔵の家紋に昔の記憶が甦りました。
お寺や神社、旧家の蔵、商店の看板やのれん、お墓など見て歩いています。
学術的な難しい事は解りません。あくまでも見て楽しむ。
珍しい家紋に出あった時の嬉しさ、そんな価値観を共有出来る方がいれば嬉しく思います。

家紋四方山話

著作権は50年が経過すると、権利が無くなります。
今ある家紋の殆んどは50年以上前に意匠されたもので、なかには
500年以上前の紋もありますね。ですのでその殆どの家紋は著作権は消滅
しています。しかし公的機関の紋章や歴史的に著名な家紋は、法的に問題
が無いかどうか調べてから、使用して下さい。
例えば、天皇家の家紋を我が家の家紋にするなど、無理な話ですね。
では黄門様の家紋はどうか、我が家の家紋にすると言っても、誰も信じない
でしょうし、法的問題以前に世間の物笑いとなり大恥を掻く事は必然。
それに、その紋の持っている歴史的な重みに耐えられますか。
著作権は無くとも、商標権があります。商標権は10年毎に更新料を納めれば、
永続的に権利が続きます。黄門様の三つ葵も商標登録されています。
個人的に家に飾る事は出来ても、ビジネスに使う事は出来ません。
他にも商標登録されている家紋がありますので、利益の伴う使用については、
充分に調べてから使用して下さい。
大河ドラマに出て来るような武家の家紋は、大体商標登録されています。
これもその一例です(真田家 六文銭)