家紋見て歩き
今日は市中ではなかなか見かけない、少数派の家紋を紹介します。
☆瓶子。これは神棚へお神酒を入れてお供えする、白い徳利のような器の事です。
戦国時代劇などで、武将達が酒を酌み交わす場面によく出て来ますね。
それに飾りを着けて、意匠化したものです。
☆亀甲。字のとうりに亀の甲羅を六角に意匠したものです。
それが三つ盛っていて、繋がっているので「持ち合い」と言います。
離れていれば「三つ盛り亀甲」で、亀甲の内に紋が入っていれば、
「三つ盛り亀甲に花菱」と言います。
☆松皮菱。菱形の意匠で、松の皮に似ているとの事でこう呼ばれています。
白抜きの縁取りだけの紋の事を、中陰と言い殆んどの紋にこの意匠があります。
☆輪違い。字のごとく。二つ輪が基本で、九つ輪まで色々な形があります。
知恵の輪。遊びませんでしたか。そんな輪も含まれています。
この様な珍しい家紋に出合うと、少しばかり心が躍りますね。
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