家紋見て歩き(兜)
散策中に偶然に出会った甲冑兜の屋外展示の兜の飾りについてお話します。
戦国絵巻に出てくるような、有名な武将の兜ではありませんが、坂東武士の心意気が伝わる兜の飾りです。
御幣ですが、これは神社や神棚などに飾ってあるのを見ると思います。
これは神様への捧げもの意味です。その昔は貴重な麻や絹の布を使っていて、江戸期でも貴重な和紙を使っていました。それが今に伝わっています。
きっと神様のご加護をとの願いを込めたのでしょうね。
この三つ銀杏は金色になっていますので、黄色に色ずいた様を意匠したのですね。
銀杏の樹は武蔵の國にも多くあり、東松山市の正法寺の大銀杏は有名です。
この巨木から縁起をもらいあしらったのでしょうかね。勝手な推測です。
梵字を意匠した兜は初めて見ました。なかなか目立ちますね。
「マン」と読み十二干支の卯を表し、文殊菩薩も表します。
この兜を被った方は、もしかしたら卯年生まれだったのでしょうかね。
この鬼兜はいい面構えをしていますね。
家紋資料には右の図が一番近いので載せました。
この兜を見た相手は、その形相で逃げて行きますね。
鬼は魔除けの意味もありますから、私もこんな兜が欲しいです。
勝手な推測で書きましたが、こうして色々と想像するのも楽しみの一つです。
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