家紋見て歩き(社紋)
「八咫鴉」やたからす。神武天皇を大和國へ導いたとされる「導きの神」として熊野三山を始め各地の熊野神社で社紋に使われています。
そして大きな特徴は足が三本ある事です。八咫とは物の尺度で大きい事を表します。
室町時代に紀州熊野より分祀された歴史の川越熊野神社も、八咫鴉が社紋です。
熊野本宮大社の八咫鴉に似ていますが、川越のは口ばしに丸い物を咥えているのが違います。よく見ないと気がつかないですね。
熊野速玉大社の八咫鴉が咥えているのは、お祓いや玉串に使う榊だと思います。
日本サッカー協会のシンボルマークの八咫鴉は、熊野那智大社の八咫鴉をモチーフに意匠したものですね。
飛び烏 これが一般的な烏紋です。
お近くに熊野と名がつくお社がありましたら、どんな八咫鴉が住んでいるか見て下さい。
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